上がったり下がったり

上がったり下がったりの記録

お天道様は見てる。

誰か見てる人がいるから。

だから頑張りなさい。

と言うのはマネジメントの言う事ではない。

と、私は思う。

つまり(現状は無視して)頑張れってことでしょ?

そこでどうして見てる人は”誰か”なんだろうってね。そんな居もしないひとに縋って頑張れるわけがない。

なんで、”自分が見てる”って言えないんだろう。誰かがお前でなくて、誰なんだよって。

 

その点お天道様は見てるよ。

て言うのはすっと入ってきた。

だって誰も見てはいない。そこに人間の意思はないし決定もなにもない。でも、やったことの報いは受ける。良くも悪くも。

理不尽な社会だからこそ、そう思うしかない。

働かず媚売りだけで昇格する人ばかりだから、そう思うしかない。いつか報いを受ける。

正しいと思うことをやりたい。

 

待っているつもりはないけど。

待っているわけじゃないの。

でもいつの間にか待っている状態に。

 

彼のことが好きだった、私は毎回情熱的に好きになるけど、その中でも本当に、私的には非の打ち所がないひとで、この人以上はいないと、そう思った。

 

出会った時は友達の好きな男だった。

好きなひとだと、紹介された。

事前にしょうもないエピソードを聞かされていた私は、しょうもない男だな、そんなにいい人かしら、と思った。

私は次の予定のため、お披露目を早めに抜けてタクシーで帰ってしまった。

次の日から、彼からの連絡が続いた。

事前情報とともに、自信家なちゃらめな男性にも免疫があり、さほど相手にもせず、誘いをのらりくらりとかわしていた。

それでも。

心のなんかしらの隙間があった時に彼の誘いに応じたことが、それから数年、彼だけが好きなひとになってしまう転機だった。